旅から戻り、撮りためた写真とメモを整理し、その結果を先ほど記事の投稿という形で一区切りつけた。今回の旅では、記録の取り方について新たな発見があった。そしてそれは、長らく放置していたこのブログを再開するきっかけになるかもしれない。
計画(テキスト)と実績(音声)
今回の旅では、出発前にPCで詳細な計画書を作成した。持ち物リストから移動経路、宿泊オプションまで、いわば「静的なテキスト情報」としての記録だ。
一方で、旅の道中では、リアルタイムの出来事や感情をスマートフォンの音声入力で記録していった。これは「動的な音声情報」としての記録と言える。
この二つの記録を突き合わせてみると、面白いことがわかる。ブログが続かなかった本当の理由は「ネタがない」ことではなく、「生の記録を残していなかった」ことなのだ。計画という骨格だけでは、旅の血肉は再現できない。
AIとの橋渡しを意識した「構造的記述」
そして今回、これらの記録を作成する際に意識的に「AIとの連携」を念頭に置いていた。
出発前の計画書は、Wordのレイアウト機能を使って見出しや箇条書きを多用し、構造的に記述するよう努めた。また、旅の道中で作成した音声メモ(文字起こし記録)は、iOSのショートカット機能を利用し、後で処理しやすいようにMarkdown形式で保存されるようにしていた。更に音声メモの記録時間と記録場所のログも付記することにより、その音声メモが何時、何処で発せられたものかを振り返られるようにも仕組んだ。
なぜ、このような手間をかけたのか。それは、「自分の意図をAIに対して、いかに正確に伝えるか」を重視したからだ。構造化されたデータは、AIが文脈や情報の関係性を理解する上で大きな助けとなる。単なる文章の羅列ではなく、構造を持たせることで、AIは私の「こうしてほしい」という意図をより深く、正確に汲み取ってくれる。
この「AIに伝わるように記述する」という意識こそが、これからの時代に求められるスキルなのかもしれない。
AIが文章作成のハードルを下げる
手書きやタイピングには、その過程で思考が整理されるという大きなメリットがある。しかし、音声入力には、それを補って余りある即時性と手軽さがある。そして、音声入力の弱点である「冗長で整理されていない」という点をカバーしてくれるのが、AIの存在だ。
AIを使えば、この無駄の多い音声記録を整理し、ブログ記事として使える形に整形する作業を委託できる。
今回の旅行記も、まさにその手法で作成している。構造的に記述された計画(テキスト情報)と、リアルタイムの音声情報を組み合わせ、AIの助けを借りて文章化する。このワークフローが、これまで何度も挫折してきた“ものぐさ”な私を、継続的な発信へと導いてくれるかもしれない。
まあ、これも三日坊主で終わる可能性は否定できないが、試してみる価値は大いにあると思っている。


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